ケタ違いにモテた為に、感覚が麻痺してそれが普通だった。

慣れてしまえばそれが日常なのだ。

たくさんの友人から、電話が次々とかかる上に、キャッチホンまでつけていたから、いつも電話に縛られていなければならなかった。

それが悩みでもあった。

キャッチを外せば今度は電話がつながらないと苦情を言われた。