峰岸神社は、地元でも大きな神社で敷地もかなり広い。
ただでさえ田舎で人家がまばらな土地柄。
神社の周りは、更に人家が少ない……というか皆無だ。
おそらくは、目撃者を捜すのは容易なことでは無いだろうと、素人の私でもそう思う。
じゃあ、どうすればいい?
ピロロン、ピロロン。
考えに沈んでいた私は、不意に響いたメールの着信音に驚いて、思わず飛び上がりそうになった。
私の携帯だ。
チラリと東悟と視線を合わせる。
ある予感に、胸の鼓動が跳ね上がる。
私はジーンズのポケットから携帯を取り出し、メールボックスを開いた。



