-恐怖夜話-



へえ。


水回りは全部、今風にリフォームしてあるんだ。


お風呂も古くて汚いものをイメージしていた私は、『ラッキー♪』と、早速湯船にお湯を入れ始めた。


「ふう。今日は、疲れたなぁ……」


湯船の中で今日の出来事を思い出して、思わず溜息が漏れた。


一度に色々な事が有りすぎた。


「お父さん、早く良くなるといいなぁ」


私は、父の腰から聞こえた『ぐきっ』と言うあの音を思い出して、眉をしかめた。


痛そうな音だったなぁ。


それに、石崎兄弟。


クスリ、と思わず口の端が上がる。