……風が強く吹いている。 僕の足元からうまれた空気のコエが。 君の手元からうまれた大気の輝きが。 いま、吹き荒ぶ風になって桜葉を引き千切らんばかりに揺らしているよ。 ほら、僕らはこんなにも世界を動かしてる。