皆様、読んでくださり、ありがとうございました。

意外にも、住谷をいい先生だと言ってくれて良かったです。なんて意地悪な先生だ。と言われると思ったので…

イチョウが燃えないというのは、私が小学校の時にクラスの皆と落ち葉の掃除をしたあとに校長にホントに言われたことです。私達も焼き芋目当てでした(笑)
火事の延焼を防ぐ為らしいです。でも、確認はしてないので、嘘だったらごめんなさいm(__)m

本当は、ご褒美の為に何かをするってあんまり好きじゃないんです。何か目標があるとモチベーションは確かに上がるけど、ご褒美よりも、ありがとうって感謝されたり、頑張ったねって誉められたり、そういうことの気持ちよさを子供たちには感じて欲しいと思います。
裏話として、この作品の六年生は後に一年生に『お掃除ありがとう』のメダルをもらって心がくすぐられる気持ちを味わうんです。

その気持ちよさを知ったら、見返りなんかなくても人に親切に出来るようになるし、ご褒美がなくても勉強を頑張れると思います。そんなに簡単なことじゃないけど、勉強は自分の為にするんであって、モノの為にするものじゃないですからねー。
どうしても何かが欲しいときはお手伝いでもして、稼げばいいんですよ。社会とはそういうものなんだから。

なので、イチョウが燃えないというドッキリ的な大成功もあったけど、感謝される経験と労働に対しての報酬という意味での焼き芋パーティーの嬉しさを味わうことが出来たという大成功も込めて、住谷は笑ったのです。

最後に、楓さん、素敵な課題をありがとうございました。