他の3人に 「罰ゲーム!!罰ゲーム!!」 と、手拍子で囲まれ困り顔の負けてしまった拓斗。 「俺はさっき言ったからな。好きな相手」 そう、歩が言う通り、負けたら自分の好きな相手を発表するのが今日の罰ゲームで…… 「だから、本当に今はいないって」 不満げに口を噤む拓斗、その横から声がかかる。 「じゃあさ、あの子の事教えろよ」 「……あの子?」 「決まってんじゃん。秋川だって」