ヤンデレ双子に愛されて



紅い誓いをたてられ、誓いの序章を始めようと彼らは立ち上がった


死刑前の気分になり、当たり前のように悲鳴をあげる


叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ


右左、振りかざされる刃に向かって声をあげたけど――『音』が出ない


瞼が閉じそうになる眠気も出てきて――いっそのこと、寝たいと思った


だって、見たくない


自分が殺される場面、一刻進んだ後の私の赤なんて見たくないのに



見たくないものを見た



落ちた、刃、腕に、右左、同時、ぐちゃり、何度も何度も何度も何度も


「――――――」


倒れた『人』がいた

壁に固定されていた『人』が床に頬をつけて、壁を見る