小さな長方形の群れの中に一つだけ大きな――例えるならポスターみたいな写真があった お決まりの左右対照 左桜だか、右桜だかと腕を組み笑う私が―― 「……ぁ、ああ」 意識して見て、震えた声が出た 同じと間違えるほどの違い 腕時計が違う 私があげた二人を間違えない対策が、皮肉にもある『遊び』を思い出させた バレていない 調子にのった自分がしたこと 昼と夜 昼に左桜、夜に右桜と会った日 あの日も彼らは同じ服を着ていた そして、一日楽しんだ私も昼夜同じ服 見事に似通った写真が出来上がっていた