さっきいたリビングじゃない一室
明かりがあるのに、どこか薄暗い部屋は広くて立派だけど
部屋の内装が異常だった
ベッド、タンス、机
シンプルな家具たち
それは問題ない
問題はそれらが、『二つずつある』ということ
教会の内装を思い出した
左右対照
綺麗な作りを目指すために真ん中を境界とした左右模範
丁度、私がいるところが境界線なのか
右左、何度も目を移すような『同じ』が作られている
ベッドのしわ一つまでもが右、または左に合わせられたように出来ていた
仲のいい兄弟
それだけでは到底済まされない
同じなんだ
二人で一人だとも言いたげに、外見中身が『一人の人物』でしかないと証明する部屋に


