「ね、そうしようよ」
くどいぐらいに言ってみる
気持ちがらんらんだ
あまりにも現実味を帯びていない考えだけど、何故だが失敗する不安がなかった
上手くいく、絶対
彼らは扱いやすいから、何だって出来るだろう
いっそのこと、左桜が一人暮らしになれば、右桜だってそうなる
二人の部屋に行ったり来たり生活もなかなかに楽しそうではないか
まずい、まずい、まずい
かなり楽しくなってきた
妄想めいたもので笑いそうになる
高ぶる気持ちで
「私、左桜と二人っきりで暮らしたいなぁ」
追い討ちめいた言葉(ねがい)を吐いた


