見方を深くすれば、『一人暮らしをしろ』というお願いにもなる
ああ、なってほしい
いつまでも私の部屋に招くわけにもいかないのだから
左桜、右桜に会わないための打開策だった
私の部屋の方がいい、と言ってかわしてきたんだ
今更、彼らの部屋に行く真似なんかしたくない
「一人で暮らしたら?」
直球
それだけ私の願いは深い
バレないため
目的はそれだけだけど、重大なことだ
というより、これ以上私の部屋に来てほしくない
上手く行けば、左桜とでも暮らして
今いるアパートを引き払うことだって――やばい、家賃が浮く
月八万も浮くし、電気代とか細かいものだって
同棲ってかなり良いことだと今更ながらに気付いた


