寡黙(かもく)な雰囲気ながら、血筋か 左桜も時折、常識が曲がったような言葉を出す 言ってしまえば、気持ち悪い 愛しすぎるも行き過ぎると歪みまくると彼らから教わったほどだ まあ、その『愛しすぎ』も今まで付き合った奴らにないスキルだから味わうのは楽しい 大半が得することなんだから、軽い薄気味悪さは目を瞑れる 「あ、次、モンブランがいいな」 「まだ食うのか」 ありきたりなことを言いながらも、気が利く彼はモンブランを持ってきてくれる ほら、と渡されたそれをすぐに食べた じぃと観察されながら