身が強張る ピエロの笑顔を相手しているような怖さがあって 何でもない、と私は彼から視線を外した 窓を見るも、つい目が行ってしまう “動いていない時計”、に 壊れたのか、この前まで時を刻んでいた秒針が止まっていた 秒が止まれば、長短の針も止まる 四時十三分のままの時計 それを平然とつけている彼は何と例えるべきか 優しい――にしては、不気味と名の付く優愛 私の言葉を叶えてくれるにせよ、壊れた時計をつけ続けるものなのか