天然店員は俺様王子



―――…

「ふぁ……」


シャワーを浴び終わり、欠伸をしながら洗面所から出る。濡れた髪を拭いてたタオルを首に掛けて携帯を開くと、時刻は午前11時過ぎ。


隼人も瑠雨もまだ寝てやがる。


……誰だよ、寝れるわけねぇって言ったのは。


冷蔵庫から水のペットボトルを取り出し、バイトまでの時間を何に使うか考える。


2時入りだから、あと3時間。部屋は常に綺麗にしてるし、洗濯はあとでやるとして、大学のレポートも余裕で間に合うしな。


洗車でもしに行くか……って、何この日常的な過ごし方。隼人と瑠雨がいるっつーのに、他に何かあるだろ。


「…………」


ふと思い立って、再び冷蔵庫を開けて何があるか確認。


少しいじって、扉を閉める。ニヤリと悪戯に笑ってから、部屋に戻った。


「……ちょっと!」


部屋のドアを開けると、ちょうど瑠雨がロフトから降りてくるとこだった。


「起きんのおせぇー」

「服着なさいよ!!!」


上半身裸の俺に向かってなんたる暴言。俺の裸を見て、第一声がそれ?