天然店員は俺様王子



「何マジで寝てんの!?って瑠雨がロフトでちぃがソファー!? 俺の寝る場所は!?」


「あの世だっつーの!!!」


隼人のみぞおちを殴って、永遠にサヨーナラ。


カーペットに倒れ込んだ隼人に毛布を投げつけて、部屋の電気を消せば部屋は静寂を取り戻す。


再びソファーに寝て布団をかぶれば、温かい気持ちになるってもんだよ。


ああ良かった。これで安眠出来る。さらば友よ。恨むなら瑠雨を恨め。


安らかに眠れ、隼人。俺も寝る。


静かになった俺の城には、秒針の音だけが鳴り響く。


時折笑いを堪える声が聞こえたけど、気にせず寝ることに集中した。



……………あ。

つうか俺、当初の目的は? あのクソ生意気なガキを手懐けるっていう超楽しい目的は?


忘れてたわ。隼人のせいだな。毎日毎日うっとうしいんだよ。ヘタレだしチキンだし絶対ドMだし。


って何寝る前に隼人のこと考えてんだよ気持ちワリィ。


……仕方ねぇ。
野良猫を手懐けんのは、起きてからにしてやんよ。



お楽しみは、また後で。