天然店員は俺様王子



「……幸せすぎて、死にそー?」


息切れしてるあたしに覆い被さって、悪戯に笑う麗桜にバカみたいに胸が高鳴る。


何なの、その発言。超上から目線っぽい。


あたしばっかりドキドキしてるみたいじゃん。そんなの悔しいから、死にそうなんて言わない。



「……それは麗桜でしょ」


潤んでる瞳で睨み上げると、麗桜はあたしの目元にキスを落とした。


離れて、再びあたしを見下ろす麗桜が格好良すぎる。



「心臓バクバクですが、何か?」


少し照れて言う麗桜にキュンとしてしまう。


……いつも俺様で、鬼畜で、変態で。


だけど、好き。

丸々全部ひっくるめて、大好き。



麗桜が強いのも、あたしを守る為だったとか思っちゃうんだよ。


何メルヘンなこと言ってんだって、笑う?


知らない、そんなの。



こんなに好きにさせた責任、取ってもらうからね。