天然店員は俺様王子



「スキなんだろなて、おもたカラ、inquireしたくて……」

「何て素敵なの昴っ!!! ちぃ君に問いたかったんだって!! 好きなんでしょ!?」


ちょ、何この言わなきゃダメ的な雰囲気。


とりあえず昴、キラキラ目を輝かせんな。隼人と奈々もニヤニヤすんじゃねぇよ!!!


「はー……ホントお前ら。お節介っつーか……人の恋路に茶々入れんの好きな」


頭を掻いてチラッと瑠雨を見ると、ギクッと体を揺らして俯かれた。


「…………」

「ちぃ~照れんなってゴフッ!!!」


隼人にパンチを食らわして、俺は再び瑠雨を見つめる。



「好きだよ。他の女なんか目に入んねぇくらい」


俯いたまま、盗み見るように俺を見上げた瑠雨に意地悪く笑みを向けた。


「俺、お前の王子だもんね~?」

「ごほっ!!! げほっ!!!」


咽せる瑠雨に透は俺と瑠雨を交互に見て、目を輝かせる。


「何なに!? 瑠雨ちぃ君に王子だって言ったの!?」

「言ってねぇ!!!」

「言ってないの!? 何で!?」

「恥ずかしいじゃん!!!」


言った後でハッとする瑠雨に、全員がニヤニヤする。無論、俺もその中のひとり。