天然店員は俺様王子



「ぷっ……くく……っあはは!」



だって可愛いんだもん。


可笑しいじゃん。


麗桜が可愛く見えるなんて。



笑い続けるあたしを「意味分かんねぇ」と不機嫌そうに言いながらも、最終的には麗桜もあたしを見て微笑んだ。


あたしの無事を安堵したような優しい、優しい、笑顔で。



――あのさ、麗桜。


今日ならきっと素直に言えると思うから、その傷を手当てしたら言いたいことがあるんだ。



もう、気持ちが溢れて止まらない。


麗桜以外なんて、考えられない。


触れたくて仕方ないの。

伝えたくて堪らないの。




だから言わせて。



好きだって、言いたいの。