天然店員は俺様王子



このままあたしがコイツらについて行っても、残るのは3人。


きっと奈々と透なら抵抗する。


そしたらきっと、動けなかった昴たちも助けに入ってくれる。



ちょっと体格のいい男3人が残るだけ。3人だけなら、みんなで何とか出来る。



――ほんとに?


昴も翔太もキョウも、十分乱暴されたのに、本当に動ける?


奈々も透も威勢はいいけど、だからって確かに助かる保証がある?



「………っ」

「ハッ……今更泣いたっておせぇんだよっ! 諦めんだな!」


嫌だ。


諦めるなんて、嫌なのに。



「楽しもうじゃねぇかよ。なぁ? ……行くぞ!!」


ボス猿の手が首から離れたと思ったら、今度は後ろ首を掴まれ、引きずられる。


その周りに、ゾロゾロと男たちが集まってきた。