天然店員は俺様王子




“↑ラブ?”



──ガシャン!!!


「わっ! なに瑠雨、どうしたのっ」

「いや何でも! 大丈夫です!」


目の前にいるキョウに引きつった笑顔を見せてから、まだパスタが残ってる皿を持ち上げる。


「……何してるのよ瑠雨」

「フォークどこに落としたかなぁって!!」


これまた引きつった笑顔を見せると、不信そうにあたし……が持ってる皿に視線を移す奈々。


見るんじゃねぇ!!!と言わんばかりに皿をより上に掲げると「危ねぇ!!!」と頭上から声が響いた。


「何してんだよ瑠雨。大丈夫か?」


大きな音に気付いたのか、隼人が来てくれて床に落ちていたフォークを拾ってくれた。


「ごめんっ」

「いーよいーよ。今新しいフォーク持ってきてやっから」

「いい! いらない! てかもう食べないから! 下げて貰っていいかな!?」


ズイッと皿を差し出すと、反射的に受け取った隼人は「はあ?」と言いながら皿に視線を落とす。


「ぎゃははは!!! 何だコレ!!!」


黙れバカ隼人ぉぉぉぉお!!!