その端正なお顔をしげしげと眺めてみると、あっさり睨み返された。
間違っても二十代後半だと思っていたなんて口にしないようにしよう。
「じゃあ俺より年下かぁ、俺二十一だし……あ、二十二って言った方がいいのか」
ほんとに、とりあえず右に座って笑ってる兄より下には見えません。
「ちなみに思李は十九ね」
ん? 十九……と思ったらあれか数え年なのか。
数え年って正月に年を取るから、誕生日が過ぎた兄はプラス一歳で、誕生日が来てない私はプラス二歳。
「って、ちょっと待ったぁ!!」
突如声を上げた私に二人の怪訝な視線が突き刺さったけど、どうでもいい。
だって、だってですよ。
「私と鬼……じゃない継虎さんはたった一歳しか違わないの!?」
ありえない! ないないない!!
どう見ても同年代に見えないって、てかここで一番年上に見えるって。
間違っても二十代後半だと思っていたなんて口にしないようにしよう。
「じゃあ俺より年下かぁ、俺二十一だし……あ、二十二って言った方がいいのか」
ほんとに、とりあえず右に座って笑ってる兄より下には見えません。
「ちなみに思李は十九ね」
ん? 十九……と思ったらあれか数え年なのか。
数え年って正月に年を取るから、誕生日が過ぎた兄はプラス一歳で、誕生日が来てない私はプラス二歳。
「って、ちょっと待ったぁ!!」
突如声を上げた私に二人の怪訝な視線が突き刺さったけど、どうでもいい。
だって、だってですよ。
「私と鬼……じゃない継虎さんはたった一歳しか違わないの!?」
ありえない! ないないない!!
どう見ても同年代に見えないって、てかここで一番年上に見えるって。



