戦国サイダー

始業式の後、私は職員室へと向かった。


志望大学の変更を報告する為に。



元々は国文学科にしようとしていたけれど。


もう、迷わない。


史学、しかも日本史のコースがある大学へ行こうと思う。


いつか、自分の力であの手紙を読めるように。





担任はちょっと驚きつつも、理解してくれた。


ほんの少し偏差値が心配、とは言われたけれど。


それは私の頑張り次第。



日本史担当の先生にも一応伝え、色々面倒を見てくれることになり。


あとは綺にこの夏の話をどうしようか、と迷いながら職員室を出ようとしたとき。