数は……三人か。
 荒事になったら少々分が悪い。

「あなたたち。この子を好きにいたぶっていいわ。私に逆らった事、たっぷり後悔させてあげてちょうだい」

「やれやれ。女の嫉妬は怖いねぇ。女をいたぶるのは趣味じゃないんで、たっぷり可愛がってあげる事にするさ」

「どっちでもいいわ。どうせやる事は一緒でしょ」

「ま、金くれるってんだし、お嬢様のお願いはちゃんと聞かないとな」
「ブスだったらどうしようかと思ったけど、結構可愛いじゃん。すげー気が強そうだけど、それはそれで楽しめそうだな」

 ニヤニヤ笑いながら、私のほうへじりじりと近寄ってくる。

 さて、どうしたものか。