「いきなり入ってきて、挨拶もそこそこに邪魔呼ばわりですか。そんなに待つのが嫌なら外の洗面台に行ったらどうです?
ま、もう終わりましたけどね。出て行く間すら待てないようですから」
青司は厭味たっぷりの挑発的な口調で、オレに抗議を投げつけ、嘲るような笑みを浮かべてわざとらしく肩を竦めた。
「あぁ? 何その態度。お前、誰に向かって口きいてんの?」
態度が悪かったのは認めるが、厭味ったらしい口調が癪に障る。
「礼儀を知らない、身勝手な生徒会長様に対してですよ、勿論」
売り言葉に買い言葉。
青司は引いて場を収めるよりも、喧嘩は真っ向から受けて立つタイプのようだった。
……上等じゃねぇか。
ま、もう終わりましたけどね。出て行く間すら待てないようですから」
青司は厭味たっぷりの挑発的な口調で、オレに抗議を投げつけ、嘲るような笑みを浮かべてわざとらしく肩を竦めた。
「あぁ? 何その態度。お前、誰に向かって口きいてんの?」
態度が悪かったのは認めるが、厭味ったらしい口調が癪に障る。
「礼儀を知らない、身勝手な生徒会長様に対してですよ、勿論」
売り言葉に買い言葉。
青司は引いて場を収めるよりも、喧嘩は真っ向から受けて立つタイプのようだった。
……上等じゃねぇか。



