あたしたちはどれだけの、眠れない夜を過ごしただろう。
悩んで、苦しんで、自分を傷つけて。
見えない明日に怯えて、孤独を知って、命を知った。
あたしたちの世界はあまりにも脆く、生きることも愛することも、何もかもがたやすくはないけれど。
それでも集った。だから集った。
見えぬ未来を、信じていたから。
偶然か、必然か。
あるいは運命か。
分からないから、未来へ。
きっと何も怖くない。
4人でいれば、きっと。
今この瞬間が幻だとは思わない。
夢でもなければ虚構でもないと思うから。
だから、あたしたちの行く先は、幸せで溢れてる。



