「え、そ……そう?」
「うん。今日は、朝からご機嫌だったよね」
バレてたのかと恥ずかしくなって、熱くなる頬を両手で包む。
「いやなんか、幸せだなぁって」
「うん。あたしも」
そう言った有須の笑顔が本当に幸せそうで、泣き顔はもう見たくないなとふと思ったと同時に、ずっと4人でいたい。そう、思った。
「……着替えよっか」
「うん! 楽しみだねっ」
静寂を取り戻したリビングの代わりに、4人の部屋には何が溢れているだろう。
楽しい、嬉しい、幸せ、そんな気持ちが溢れているのかな。
同じ気持ちだといい。
ずっと、いつまでも、4人で……。
そう思ってくれてたらいい。
それはわがままな、あたしの願い。



