こんな体で、どうやって幸せになれると言うの。
友達にだって見せたくない。
好きな人にはなおさら見られたくない。
だって、汚いんだもん。
見られたら、またひとりになるんじゃないかって、恐怖ばかりが芽生えて。
かわいい格好だってしたいし、海にだって行きたいし、恋人ができたらそれなりに経験だってしたいのに。
できないんだ、って。
隠さなくちゃ、って。
痩せたのに無理なんだ、って。
悲しくて、苦しくて。そう思うと、あたしはやっぱりひとりで生きてく運命なのかなって、闇の無限ループだった。
だけど。
「……ねぇ、有須」
目の前にいる人は気味悪がるわけでもなく、見て見ぬふりをするわけでもなく。
「……俺、有須に言われたこと、嬉しかったよ」
微笑んでくれた。
あたしを。
有須を、否定しないでくれたんだ。



