だけど、いじめる側がひとり、またひとりと増えていく中、日々続く罵声と暴力に、あたしの頭は理解した。
不細工で太ってるからだと。
それは着実に心を蝕み、有須という存在を否定されたことだった。
加えてあたしはとろくて、頭の回転が遅いのか、すぐに言葉を紡げなかった。
人を苛つかせる。それもまた、真実。
変わらなければ。
変わらなければ、あたしは一生独りなのだと理解した。
理解したのか、言い聞かせたのか、そんなことはどちらでもよくて。ただひたすらに、変化を望んだ。
いじめられるために通うようなものだった学校。その不変な生活に、友達なんてひとりもいなかった。
小学からの友達にすら裏切られ、関わったことのない人にまでいじめられ、あたしの毎日に楽しみなんてものは存在しなかった。



