僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅰ



だけど、いじめる側がひとり、またひとりと増えていく中、日々続く罵声と暴力に、あたしの頭は理解した。


不細工で太ってるからだと。


それは着実に心を蝕み、有須という存在を否定されたことだった。


加えてあたしはとろくて、頭の回転が遅いのか、すぐに言葉を紡げなかった。


人を苛つかせる。それもまた、真実。


変わらなければ。


変わらなければ、あたしは一生独りなのだと理解した。


理解したのか、言い聞かせたのか、そんなことはどちらでもよくて。ただひたすらに、変化を望んだ。


いじめられるために通うようなものだった学校。その不変な生活に、友達なんてひとりもいなかった。


小学からの友達にすら裏切られ、関わったことのない人にまでいじめられ、あたしの毎日に楽しみなんてものは存在しなかった。