僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅰ




無視から始まり、悪口、机や教科書に落書き。上靴や体操着を隠されたり、捨てられたり……呼び出されたと思えば、暴力と罵倒。


変わることのない毎日。


“死ねよ”

“キモイ”

“ブス”


散々、言われてきた。


あたしは生きてる意味がない。

あたしは気持ち悪い。

あたしは不細工なんだ。


そんなことを、頭に植え付けられた。



それでもあたしは、生きたかった。


どんなにつらくても、どんなに逃げ出したくても、あたしは、生きることを望んだ。


あたしは、幸福を手に入れたかった。


――変わればいいんだ。


そう、とても単純に思った。