自分より弱く醜くい者を見つければ、嘲笑して罵声を浴びせる。 それが人間。 愚かで、保身的でいて攻撃的で。 人はみんな、自分の位置を守るのに必死。 転落しないように、自分で自分を守る。 ひとつの悪意に群がって、伝染して、伝染して、大きな悪意が生まれる。 きっとそれがあたしを標的にした、いじめというものだった。 「……」 一向に飲まれる気配のないココアを見つめたまま、あたしの意識は過去に飛んでいた。 吐き気がするほど重苦しく、息苦しかった毎日……。