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「むっふふ〜。ふふふふ!」
「なんだその笑い。キモイぞ凪」
2日目のテストも無事終わった放課後。凪の席の周りに集まって、俺らは観察していた。
予告通り、大雅先輩に呼び出された有須の姿を。
「いや〜青春だね! あたしも彼氏欲しいんですけどっ!」
「ぷっ」
「祠稀く〜ん? それはなんの笑いかなぁ?」
「いえ別に」
有須と大雅先輩は廊下で話していて、ここからじゃ有須の顔は見えないけど、デートの誘いだろうなとは感じていた。
あれが大雅先輩か……。
凪が言ってた通り、爽やかなスポーツマン。黒髪の短髪で、細身だけど筋肉はついてそうだ。
少し照れくさそうに有須と向き合ってるあたり、好意というものも感じなくはない。
有須……OKするのかな。
ぼんやり様子を眺めていると、軽く手を上げた大雅先輩に有須がお辞儀をして、教室に戻ってきた。



