――ガシャンッ!!
気付けばテーブルの上にある物を全て床に押し落としていた。雑誌や、真っ二つに割った携帯。ペン立てや、飲みかけの缶が床に散らばっている。
「……っ……ぅ」
呼吸が苦しい。
体中が震える。
視界が、ぼやける。
……何もない。俺には、何もないんだ。
息をしてるはずなのに、心臓は動いてるはずなのに、生きてるのか、死んでるのかさえ分からない。
疲れる。
こんなことを考えるのも、湧き上がる感情を整理するのも、疲れる。
俺はずっと、地に足が付いてないみたいに、フラフラと闇の中を彷徨ってるみたいだ。
……光が、見えない……。
虚ろな視界に、床に落ちていた物が映った。



