次の日。
「え、えぇぇぇぇ!」
あたしの言葉に、アイは目を丸くしたけど。
「なぁんや、ヒロさんか。めっちゃお似合い」
「へ?」
「ヒロさん超カッコいいし。ミチは超綺麗やし。ヒロさんの相手がミチ以外やったら許さんかったけどね」
「アイ……」
感動して泣きそうになっているところに、マナとヤスが来た。
「みっちゃん!血繋がってなかったんやってな!」
「結婚できるやん!」
よかったな、って言葉にあたしは微笑んだ。
「あ、あのタコ女どうすんの?」
「んー、兄ちゃんは無視するって言ってる。別にもう怖いことないし、って。」
「そっかぁ、幸せになれるんやね」
「うんっ」
一生分の幸せが
今来てるみたい。
幸せで幸せで、夢の中にいる気がする。
「あ、アイはどうやねん、あの幼馴染と」
ヤスが言うと、アイは頬を染めて
ピースした。
「え?!え?!」
「付き合うことに、なりました!」
「キャー!」
幸せそうなアイを囲んで、騒ぐ。
そこに。
「なになに、めっちゃ楽しそうやん」
シンゴさんの声。
「今日はみんなでお祝いやんな?ヒロ」
「あぁ。大沢も呼ぼ」
兄ちゃんは、すっかり大沢くんを気に入ったみたい。
「よっしゃー!」
騒いでるみんなを見て、あたしは兄ちゃんのそばに行った。
「兄ちゃん、幸せ?」
「……めっちゃ、幸せ。」
そう言った兄ちゃんは、最高の笑顔だった……
*

