みんなが出ていくと、兄ちゃんははぁ、とため息を吐いた。
「やっと静かになった……」
確かに。
ちょっとうるさかったもんな。
特にヤスと大沢くんが。
「それにしても、あの大沢ってヤツ、ほんまウザキャラやな」
「うん……あたしも思う」
そう言うと、兄ちゃんはあたしを見た。
もうお互いの気持ちはわかってるから、なんとなく恥ずかしい。
あたしのそんな様子に気づいた兄ちゃんは、ニヤッと笑って頬を撫でた。
「ミチ、あれほんま?」
「あ、あれって……?」
「俺のこと、好きってやつ」
そんなこと、聞かんくてもわかってるくせに
兄ちゃんは意地悪や。
「なぁ、ミチ。言って。」
「……っ」
「なぁ?」
「好、き……」
「ん?」
「大好き!」
真っ赤な顔で叫ぶように言うと、兄ちゃんは寝ころぶあたしをキツく抱きしめた。
「うん。俺も大好き」
兄ちゃん……
「もう体大丈夫?」
「うん……?」
そう言うと、兄ちゃんはあたしの着てた浴衣を脱がし始めた。
「に、兄ちゃん?!」
「ほんまはビキニ脱がしたかったけど、仕方ない。」
え、エッチする気……?!
「ちょ、兄ちゃん!!」
叫ぶと、兄ちゃんはあたしをまっすぐ見た。
「好きな女に好きって言われたのに、我慢なんてできると思う?」
その言葉に、あたしは見事に骨抜きにされ。
兄ちゃんの溢れる愛を感じながら、快感に、溺れていった……
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