「瑠璃ちゃーん!」 小百合お姉さんだ。 「はーい。」 小百合お姉さんは中に入ってきた。 「小百合お姉さん、まだ検査の時間じゃないよ?」 「瑠璃ちゃん、昨日言った事忘れてるなぁ?」 「え?」 「新しい担当医の先生!」 「あ!」 そうだった。 尾崎先生もリタイアしたんだった。