「そうだよ。先生ってすごい人なんだね、アメリカの大学、17だっけ?で卒業したんでしょ?論文とかもさ…」 瑠璃は驚いたように、でも嬉しそうに言った。 その話の中に何一つ間違った情報はなかった。 だけど… 何で森上響子がそんな事知ってるのか… こんな事、しかもこんなにも細かく知ってるのは尾崎先輩だけ。 だがその尾崎先輩も今はいない。 一体何なんだ…森上響子…