その日、ボクたちは行為が終わると一風呂浴びて、ボクは彼女の部屋からバイトに出かけた。


 幸い職場にはロッカーがあって、その中に洗濯済みの制服が仕舞い込んである。


 ボクは完全に私服でバイトに行って構わないのだった。


 その夜も、バイト先で倉田さんの話を聞くことになる。


 いろんな人と繋がりが出来るのが今のボクにとって一番よかった。


 単に学校とアパートの往復だけでは満足しないぐらい、ボクはまだまだ気持ちが若いのだから……。