ブラスト『ここがホワイトタウンだ。』

僕は目を疑った。あまりにも信じられない光景だった。

『こ、ここが、ホワイトタウン』

僕が見た光景、それは、前に本で見た21世紀の地球の姿とそっくりだった。

ブラスト『ここはたくさんの街がある。主に地球の15世紀から21世紀にかけての街々が完全に再現されている。危険な街もあるんで気をつけて下さい。ブラストの本部はあそこです。』

ブラストの隊員が指差した方向にあったのは高く高く聳える絶壁の巨大な真っ白の城だった。まるで、前に見たある場所に似ていた。