『はっはっはっ。』

僕は走っていた。

リーダー『ん?』

『はぁはぁはぁ』

リーダー『何か?』

『ジュリさん、はぁ、どうにか、はぁ、なりませんか?』

息切れしながらも僕は一生懸命リーダーにたのんだ。

リーダー『だめよ。彼女には努力も何も見られない。自業自得よ。上はそう見たんだからしょうがないわ。』

『で、でも』

リーダー『口説いわよ!駄目なものは駄目なの。それにあなただってね、・・・いや、なんでもないわ。とにかく彼女の勉強不足よ。下がって。今、大切な話し中なの。』