夢の中で目が醒め、外へのトビラを開けると、朝の街に出た。






すると、家の前の坂道を、青い髪の少女が凄い勢いで駆け降りて行った。





眺める暇もなく、少女は瞬く間に、その坂道の麓へ駆け降りて行った。





多分、少女は市場へ行たのだろう。





手には、古びた買い物カゴを持っていた。





市場へ行こう!





そう思って市場へ行った。


何故、坂道の麓に市場があると分かったのか、それは自分でも解らない。