―――翌朝
「決行日だけど、十八日に決めたからな」
あたしは朝食のトーストを吹き出した。
「汚ねーな!なんだよ。
十星と同じ日は嫌か?」
どうやって説得しようか考えていたのがあっさり解決してしまった。
「いや……いいよ」
「十星が狙ってるとなると勝ち目はないが
いい経験にはなるだろ」
大貴はコーヒーを飲みながら言った。
『勝ち目はない』
あたしは堪らなく悲しくなった。
大貴の言っていることは正しいけれど。
もどかしい。
経験より実績が欲しい。
あたしは……
「決行日だけど、十八日に決めたからな」
あたしは朝食のトーストを吹き出した。
「汚ねーな!なんだよ。
十星と同じ日は嫌か?」
どうやって説得しようか考えていたのがあっさり解決してしまった。
「いや……いいよ」
「十星が狙ってるとなると勝ち目はないが
いい経験にはなるだろ」
大貴はコーヒーを飲みながら言った。
『勝ち目はない』
あたしは堪らなく悲しくなった。
大貴の言っていることは正しいけれど。
もどかしい。
経験より実績が欲しい。
あたしは……