2008年11月6日。 …一安心したその日の夜。 なんせまるっと一晩眠っていない体な訳で、布団へ潜り込ませたらあっという間に睡魔に襲われるものだ、と思った。 ところが……日付が変わっても、少しの眠ることが出来ない。 そう、それは変わらず全身を襲う痒み……。 指先を掻き、足を掻き、腕を掻き、背中を掻き……更には首、頭まで。 順番に随所が痒くなる。 止まらない連鎖に精神的にも限界で……ようやく疲れ果てた頃、久しぶりの眠りについた。