僕にキが訪れる

土曜日はそれはそれはよく晴れていた。

どうやら既に梅雨は明けたらしい。

憎いくらいに空が青い。

まだ朝だというのに太陽がやけに自己主張していて暑いったらない。

しかし迂闊に肌を晒せないので、僕は我慢して長袖を着込むことにした。