委員長を玄関から見送り、僕はコップの後片付けをする。
やることがないせいか、最近はよく家事をこなしている気がする。
簡単な洗い物をこなしながら、ふと思うことがあった。
彼女は一体何が面白くてここに来ているのだろうか。
いくらなんでもこんなに毎日来る必要もないだろうに。世話好きにしても程がある。
こんなコトよりももっとやりたいことがたくさんあるはずではないのだろうか。
たとえば友達と遊びに行くとか、バイトとか、委員長なら真面目に勉強、ってのも有り得るだろうか。
一度それを尋ねたことがあった。
が、委員長は、
「え、いや、やっぱり私も委員長としての責任があるしさ!?
ほっとけないじゃない、クラスメイトなのにさ?」
そう早口で答えただけだった。
その責任感の強さにはただ閉口するばかりだった。
やることがないせいか、最近はよく家事をこなしている気がする。
簡単な洗い物をこなしながら、ふと思うことがあった。
彼女は一体何が面白くてここに来ているのだろうか。
いくらなんでもこんなに毎日来る必要もないだろうに。世話好きにしても程がある。
こんなコトよりももっとやりたいことがたくさんあるはずではないのだろうか。
たとえば友達と遊びに行くとか、バイトとか、委員長なら真面目に勉強、ってのも有り得るだろうか。
一度それを尋ねたことがあった。
が、委員長は、
「え、いや、やっぱり私も委員長としての責任があるしさ!?
ほっとけないじゃない、クラスメイトなのにさ?」
そう早口で答えただけだった。
その責任感の強さにはただ閉口するばかりだった。