待機場所に着くと、若王子さんが爽やかな笑顔で近付いてきた。 「奈緒、変えるなら今だぞ?」 「えっ…あの…。」 「こんなやつと走ることない。そうだろ?」 「黙ってろよ、奈緒は俺と走るって決めたんだから。 負け惜しみも大概にしろよ。」