絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-




「ど…どういう事?」



「さあな。自分で考えてみろ」




そのまま保健室から出て行こうとする岬サマ。


あたしはベットから立ち上がる事が出来ずに、その姿をただ見つめていた。




「あ、そういえば」




小さな声でそう呟いた岬サマは、あたしの方に身体を向ける。


…何故か、視線は床だった。




「笹山とお前の事は、嘘って信じといてやるよ」



「…信じといてって。

だから、あれは嘘なんだってば!!」




あたしの慌てた声を聞いた岬サマは、あたしの言葉を聞くと返事をせずに保健室から出て行った。




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