「琴弥…痛かったら言えよ?」




コクン…と頷くと、岬サマはあたしに最上級の愛を分け与えてくれた。




「―――ッ…!!」




その行為は予想以上に痛くて、涙が出そうになる。


だけど…実際は岬サマから与えられる快感のほうが何倍も大きくて。




「…岬…サマっ…!」



「サマ付けじゃなくて…名前で呼んで欲しいっ…」



「…岬っ…!」




あたしが始めてちゃんと名前で呼んだ瞬間、


岬サマの愛は、激しさを増していった。




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