笹山さんの助けもあり、かなりスムーズにご飯を作り終える事が出来た。 その頃には、岬サマと亨さんもダイニングに顔を現し、四人で食卓を囲む事になった。 「…いやぁ。料理が上手いんですね、琴弥さん」 並べられた料理の数々を眺めながら、感心するように頷く亨さん。 あたしは恥ずかしさを隠しながら、黙々とご飯を食べていた。 「親父、琴弥が対応に困ってる」 「…そうか、すまないね、琴弥さん」 「いや、全然…」 あたしは赤く染まった頬を隠そうとして、俯いていた。 .