そのお陰もあって、授業にほとんど集中できなかったあたし。
極め付けには…
「…なんでいるの?」
「いちゃワリーか」
「琴弥様。今日は岬様も同じ時間に終わられたのですよ」
帰りのリムジンも一緒というイジメ。
あたしは車内でも、出来るだけ岬サマの顔を見ないようにしていた。
…百瀬琴弥、平常心よ!
いくら自己暗示をかけても、あたしの想いは脆く。
「…琴弥、今日のお前おかしい」
「…ななな…!?」
「ほら、おかしい」
岬サマに話しかけられると、勝手に反応してしまう。
もう…茜とダイ君のバカ!!
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