「…岬!?」 「何やってんの、岬サマ!」 同時にあたしと亨さんの声が響く。 あの、強気でクールで人に反抗してばっかりの岬サマが… 亨さんに向かって、土下座してるなんて…。 「やめるんだ、岬」 「ぜってーにヤだね!」 「岬!!」 岬サマと亨さんの口論が続く。 あたしはこの状況を、ただ突っ立って見ている事しか出来なかった。 「みさ―――」 「お願いだから、謝らせてくれよ!」 大きな岬サマの声が、部屋中に響き渡った。 .